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グラフィックデザイナーへの道のり

特別な資格は必要なし
独学ではむずかしい技術や知識の習得こそが近道に

国家資格など特別な資格がなくても、グラフィックデザイナーとして仕事をすることはできます。しかし、業界のことを知り、技術を身につけ、センスを磨き、クライアント(仕事を発注する側)の意図を理解するコミュニケーション力を養うのは、独学では難しいことです。
制作にはコンピューターを使うことが多く、コンピューターやアプリケーション(制作用のソフト)の知識が求められます。また、これからはメディアの多様化により、インターネットや電子書籍などのマルチメディアについても知る必要があります。
専門学校や美術系の大学で必要となる知識や技術を学んだり、デザイン事務所などのアシスタントから始めたり、入り口はそれぞれですが、10年くらいかけて様々なことを修得します。そこから数人のデザイナーをまとめるアートディレクターになったり、独立して事務所を設立したり、多様化するメディアに合わせて進む方向をそれぞれ決めて行きます。

グラフィックデザイナーまでの道のり