プロダクトデザイナーに関する専門用語
プロダクトデザイナーの仕事やデザイン業界には聞き慣れない言葉がたくさんあります。このサイトで使われている言葉を中心にいくつか紹介します。
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- ミリメートル
- プロダクトデザインの世界では、長さの表現にミリメートルを使います。センチメートルやメートルを使うのは一般的ではないため、プロダクトデザイナーを目指すならミリメートルでの表現に慣れておきましょう。
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- アール
- 半径を記号で表すときに使う「r」や「R」のこと。会話のなかでは、曲線や曲面のことを指して使われることもあります。
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- クライアント
- 主に仕事を発注する側のメーカーを指す言葉です。また、クライアントに提案したデザインが製品となったとき、それを最終的に手にしたり使ったりする人のことをエンドユーザーと呼びます。。
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- プレゼン
- 企画、提案を多数に向けて提示して説明する情報伝達「プレゼンテーション」を略した呼び方。資料となるレジュメや写真、映像などを駆使します。プロダクトデザインでは模型などの立体も用います。
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- 人間工学【にんげんこうがく】
- 人間が自然な動きや自然な体勢で使いやすいように、モノを設計したりデザインしたりするための学問。プロダクトデザインの世界では積極的に研究され取り入れられています。
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- 流体力学【りゅうたいりきがく】
- 水の流れや空気の流れを研究する学問。乗り物のデザインに取り入れれば、水の抵抗や空気の抵抗を最小限にしたエネルギーの無駄が少ないボディデザインを提案することができます。
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- ユニバーサルデザイン
- 文化や言語、障害による不便がないように配慮されたデザインのこと。たとえば日本の硬貨は目で見なくても触っただけで区別できるようにカタチに違いをつけたユニバーサルデザインといえます。
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- モック
- 製品の外観を確認するために作られる模型のこと。正確にはモックアップですが省略してモックと呼ばれることが多い。木やプラスチック、合成樹脂で作られ、自動車などの大きなモノでは縮小されたモックを用います。
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- CAD【キャド】
- コンピューターを用いた製図システムで、プロダクトデザインや建築設計に関わる人には必須の道具。手描きでの製図は効率が悪く、CADの知識と技術は身につけるべきスキルといえます。
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- Maya【マヤ】
- 3DCG制作のために使用されるアプリケーション。ゲームグラフィックやCM映像はもちろん、ハリウッドの映像制作にも使用されます。プレゼンテーション用の3DCG制作に力を発揮します。