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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

美への意識が高まる中、エステティシャンのニーズも急増!経験や実積次第でキャリアアップ、収入アップも見込めます

エステティシャンの主な就職先

・エステティックサロン ・ブライダルサロン ・ホテル内のサロン
・トータルビューティサロン ・化粧品メーカー ・独立・開業  など

美への関心とともに活躍フィールドも拡大

「エステ」といえば、かつては一部の女性のみが主なユーザーでしたが、美容や健康への意識の高まりとともに利用者の年齢や属性の幅が広がり、近年では、男性の利用者も徐々に増えてきました。
利用者の幅が広がるとともに、「美」に対するニーズも徐々に多様化していますが、これはエステティシャンにとって嬉しい追い風。こうした時代背景の中で、エステティックサロンの数も急激に増加しましたし、サービスの種類、業態なども実に幅広くなりました。そしてその分、エステティシャンのニーズは増え、活躍フィールドもどんどん広がっています。
主な就職先としては、エステティックサロンをはじめ、ブライダルサロンやトータルビューティサロン、化粧品メーカーなどが挙げられますが、自分で開業することもできるので、経験を積んでから自分のお店を開く、という人も多いようです。 

安定した労働環境も魅力の一つ

エステティックサロンの利用者属性は、OLや主婦が大半。そのため近年では、朝10~11時前後にオープンし、会社帰りにも立ち寄れるよう、夜20~21時まで営業しているサロンが一般的のようです。また、週末や休日にエステにいらっしゃるお客様も多いため、エステティシャンの勤務形態としても、週末が中心となります。
営業時間や休業日はサロンによって異なり、中には年中無休のサロンもありますが、お客様の対応は基本的に予約制になっていますし、スタッフはシフト制になっているため、残業や休日出勤などはほとんどないと言ってよいでしょう。
外回りや力仕事などはありませんが、予約状況によっては、長時間立ちっぱなしになったり、一日中動きまわることもありますので、常に笑顔でお客様を迎えられるよう、体調管理や自己管理を徹底することもプロとして大切な要素です。

経験を積んでステップアップ、収入アップ!

サロンの規模や環境にもよりますが、現在、ほとんどのエステティシャンは、正社員や契約社員としてサロンに就職し、月給制となることが一般的です。
給与水準としては、専門学校卒業の初任給が16~18万円前後と一般的ですが、実務経験や資格の有無によってスタートラインが異なったり、資格手当がつくサロンもあるようです。それはアルバイトやパートタイムとして働く場合も同様で、ある程度の実務経験があれば、結婚してパートタイムなどで働くとしても、比較的高い時給で働くことができます。
また、経験を重ね、技術が認められたり、担当のお客様がつくようになると、収入アップも見込めますし、実積や頑張り次第では、チーフ、マネージャー、店長といったキャリアアップの道も広がり、やりがいもさらに大きくなるでしょう。