なりかたを知る
パタンナーへの道のり
パターンメイキングの基礎を養成施設などで学び
アパレルメーカーやデザイン事務所への就職を目指します
パタンナーを目指すためには、パターンメイキングの技術と知識を身につけておかなくてはなりません。そのために養成施設（専門学校、短期大学、大学など）で基本的な技術・知識などを習得し、アパレルメーカーやファッションデザイン事務所、サンプル製造専門メーカー、縫製工場などへの就職を目指すのが一般的です。
パタンナーになるために必須となる資格はありませんが、求められる代表的な資格として、（財）日本ファッション教育振興協会の定める「パターンメーキング技術検定」があります。また、近年はPCを使用してパターン作製を行う企業なども増えてきたので、CAD（コンピュータによる設計支援システム）に関する資格を求められることも多くなっています。CADは様々な用途で使用されますが、（社）コンピュータソフトウェア協会の主催する「CAD利用技術者検定」などが有名です。その他、洋裁やファッションビジネスに関する資格なども役立ちます。
養成施設の良い点としては、パタンナーとして働くことを前提とした専門的なカリキュラムを受けられることです。プロを育てるための教育はもちろんのこと、モデルを手配した上でファッションショーを開催したり、実際のショーにスタッフとして参加したりできる他、コンテストの情報も多く入ってくるので、在学中から自分をアピールするための要素や実績をつくりやすいのです。さらに、実績のある学校は業界との連携も強く、より多くの求人情報を得ることができ、就職に非常に有利といえます。
パタンナーまでの道のり
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