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ロボット設計技術者への道のり

電気、機械、IT全般に関する幅広い知識が求められます。工学系の学校で知識を学んで資格取得にチャレンジ!

ロボットを設計、開発するには、機械設計、電子設計といったメカトロニクスの知識から、プログラミング、制御技術などIT分野の知識、そしてデザインやモデリングに関する知識、技術まで、「電気」「機械」「IT」に関する基本スキルが必須とされます。
そのため、機械、電気、情報系の専門学校や大学などで専門知識、技術を学び、機械や電気、制御系メーカーなどに就職するのが一般的です。

医療系の仕事のように、特に指定されている資格はありませんが、関連分野の資格としては「基本情報技術者」や「CAD利用技術者」「機械設計技術者」などがあります。
持っているとスキルレベルの目安となり、就職時や実務でも役立つため、工学系の専門学校や大学では、在学中にこうした資格を取得してから就職に臨む人がほとんどです。

ロボット開発の技術は、アニメ等で登場する二足歩行のロボットだけでなく、自動車工場や製鉄工場などの生産工場などで使われる工業機械や産業用ロボット、医療機器や家電製品にも用いられています。
そのため、ロボット設計技術者の活躍フィールドは年々広がっており、あらゆる業界でニーズが高まっていますが、どの業界に携わるか、どんな製品を手がけるかによって、求められる専門性も変わってきます。
自分がどんな業界で働きたいのか、どの分野で技術を活かしたいのかなどをイメージした上で、資格取得や就職にチャレンジするとよいでしょう。

ロボット設計技術者までの道のり