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目指せる学校

診療情報管理士を目指せる学校

日本病院会の認定校で学ぶことが必須。
自分に合う環境の学校を見つけましょう

「診療情報管理士認定試験」を受験するためには、日本病院会が認定する養成施設(※1)で必要課程を修了しなければなりません。現在、認定を受けている養成施設は、4年制の大学と3~4年制の専門学校あわせて65校。すべての地域に養成施設があるわけではないので、近隣にある養成施設などをチェックしておくとよいでしょう。

診療情報管理士は、カルテ点検、疾病分類の分析やコーディングといった実務的なスキルはもちろん、医学や医療行為に関する知識、また病院の経営に関する知識まで幅広い専門知識が求められます。そのため、養成施設で学ぶ内容も実に多岐にわたります。

カリキュラムや学習環境は養成施設によって異なりますが、医学に関する法規、医療システム、医療統計、医療情報、医療保険や診療費の計算といった医療事務の知識、そして病院内の医事・総務・経理・資材管理といった病院経営のことまで、医療情報のエキスパート、そして病院経営の核となるために必要なあらゆる知識、技術を身につけます。

また、実際の業務の流れや現場を体験するため、病院で学外実習を行います。こうした臨床現場での研修やインターンシップを通して採用や内定が決まることも多いので、カリキュラムの内容や学習環境、就職時のサポートなど、各学校の特徴を調べたうえで学校選びをすることをおすすめします。

※1:日本病院協会が認定する養成施設の一覧はこちらでもご覧いただけます(http://www.jha-e.com/top/certifications