なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

医学、薬学の知識、接客スキルはもちろん、マネジメント力や財務管理など、経営者的視点が大切です

必要資格
  • 登録販売者資格または薬剤師資格
必要な知識
  • ・医薬品の種類やその作用、副作用をはじめとする、医学、薬学に関する専門知識
  • ・経営や経理、財務に関する知識
向いている性格
  • ・人と接すること、人の役に立つことが好きな人
  • ・マーケティングや経営に興味がある人
  • ・人に教えることが得意な人
  • ・物事やお金をきちんと管理できる人

薬のプロとして求められること

一般医薬品のアドバイザー、薬のプロとしてお客様に接するため、医薬品の種類や作用、副作用、また、病気の症状や薬事法など、医学、薬学に関する幅広い専門知識は必須。
それに加え、医薬品の効用、副作用などに関して分かりやすく説明する力や、接客業としてのコミュニケーションスキルや、お客様への心配り、また、お客様が商品を手に取りやすいようにレイアウトしたり、販売につながるようなディスプレイやポップアートなどを考える思考力、創造性も大切です。

経営者として求められること

薬店経営者は、薬のアドバイザーとしての仕事に加え、「経営者」としての役割、責任を担っています。
人を雇う立場になりますので、スタッフのマネジメントや教育、また、在庫や売り上げの管理、予算計画なども必要になります。そのため、経営や経理の知識があることはもちろん、「どうしたら売り上げが伸びるか」「どうしたらお客様が増えるか」「どうしたらスタッフが働きやすいか」など、いろんなことを様々な視点で考えることが大切です。
責任感が強く、面倒見の良い人、また、お金やモノ、時間に対してきっちりしている人に向いている仕事だといえます。

お客様に気持よくお買い物いただくための接客スキルや会話力、コミュニケーション力はもちろん、医薬品や商品のことを分かりやすく説明する力、また、商品を手にとってもらいやすいようにディスプレイしたり、ポップなどをつくるセンスも求められます。お客様の応対や品出し、スタッフの管理、予算計画など仕事は実に幅広く、一日中立ちっぱなしになることもあるため、自己管理や体調管理をしっかり行うことも大切です。