なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
靴は、地面と選手をつなぎ、選手を支える唯一の「道具」選手一人ひとりの力を引き出せる靴づくりを目指したい。

河合 裕太さん整形靴技術者(株式会社アシックス スポーツ工学研究所 勤務)

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

患者さまの期待に応え、最高の柔道整復治療を提供したい

整形靴技術者は、施術に対してお金を払っていただいた上で、なおかつ「ありがとう」と言ってもらえる仕事です。それだけに、患者さまには自分ができる最高の柔道整復治療をしなければならないと思っています。
その意味で、東洋医療専門学校で6年間かけて学んだことは間違いではなかったと思っています。
私は昨年から独立開業し、鍼灸整骨院の院長として働いています。整形靴技術者の国家資格を取得すれば、独立開業できるのも魅力。東洋医療専門学校では、高度な知識と技術が身に付けられるうえ、開業に向けての授業やサポートもしっかりしているので、クラスメイトの多くも独立開業しています。

選手の競技生活やニーズを常に想像し、意識する

アスリートにとって、自分の体と地面をつなぐものは「靴」しかありません。 それをつくっているのが私たちですから、靴づくりを通して選手たちを支えているという意識は、とても大切にしています。 選手のパフォーマンス向上はもちろん、体づくりや健康にも影響してくることなので、私だけでなく、チーム全体で選手たちを支えていきたいと思っています。 専門学校で学んだ知識や実習などの経験は、今の仕事でも大きく役に立っていますが、このプロの現場には、熟練した技術を持つ先輩方がたくさんいらっしゃいますので、自分が専門学校で学んだ靴の知識と、先輩方の高い技術を融合させて、選手一人ひとりの力を最大限に引き出せる靴をつくっていきたいです。