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- アウトソール
- 靴の底部の、床面に接する部分のこと。「本底」「表底」ともいう
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- インソール
- 靴の内側の底部のこと。「中底」ともいう
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- 開張足【かいちょうそく】
- 足指の付け根のアーチが平らになり、足が扇状に変形した状態。外反母趾がさらに進むと開張足になる。
運動不足によって靭帯が弱ったり、逆に、極度の疲労がたまり、靭帯が伸びきったままになることも開張足の原因となる
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- 外反母趾【がいはんぼし】
- 足の親指の形が変形し、小指に向かって曲がっている状態のこと。サイズの小さい靴や、つま先の尖ったハイヒールなどを長時間履いていることが原因と言われてきたが、近年では、ハイヒールを履かない小学生や中学生にも多く見られ、サイズの合わない靴を履き続けることで、正しい体重のかけ方ができないことが要因と言われている
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- 木型【きがた】
- 靴の原型となる「靴型」のこと。靴のデザイン、機能を決める最も重要な要素といわれ、材料としては、木材樹脂のほか、プラスチックや石膏などが用いられる
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- 義肢装具【ぎしそうぐ】
- 「義肢」とは、病気や怪我などで身体の一部分を失った方が、その機能を補うために使用する義手や義足のこと。一方「装具」とは、「コルセット」に代表されるように、身体の機能が低下したり、失われたりした方が、その機能を補うためなどに使用するもので、予防や矯正のために使われるものと、治療やリハビリの補助に使われるものがある
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- 矯正靴【きょうせいぐつ】
- 足の変形や疾患の矯正、治療を目的としてつくらた靴のこと
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- グラインダー
- 靴をつくる時に使う加工機械。材料を削って木型をつくったり、ヒールなどの調整を行う時に使う
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- 健康靴【けんこうぐつ】
- 歩きやすさや機能性を重視して作られた既製靴。足底板の挿入や靴底の加工がしやすいようにつくられているのが一般的
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- シューフィッター
- 医学的知識を持って、一人ひとりに正しく合った靴を提案する、シューフィッティングの専門家
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- 整形靴【せいけいぐつ】
- 医師の指示に基づいて、各個人の足の状態や症状に合わせて製作された靴のこと。利用者に合わせて木型を加工して製作するものと、足を採型して木型から製作するものがある。「靴型装具」とも呼ばれる
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- 製甲【せいこう】
- 革を縫製し、靴底以外の、足を包む甲革をつくる作業のこと
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- ソール
- 足、靴などの「底」のこと。靴の場合は、さらに「インソール=靴の内側(中底)」と「アウトソール=靴の外側(表底)」とに大別される
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- 足囲【そくい】
- 足の親指と、小指の付け根を取り巻く長さのこと
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- 足長【そくちょう】
- かかとの後端から、足の指の一番長い先端までの長さのこと
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- 短靴【たんぐつ】
- 足首から下だけの浅い靴
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- 内反小趾【ないはんしょうし】
- 「外反母趾」の逆で、小指が親指側に向かって変形し、小指の付け根が外側に張り出した状態のこと
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- 中敷き【なかじき】
- 足の裏にかかる圧の調整や変形の矯正などを目的として、既製靴やスポーツシューズの中に入れて使うもの。
「足底板(そくていばん)」「インソール」とも呼ばれ、中底全面に敷くものや、ヒール部分のみに敷くもの、また素材についても、革や合成素材、コルク素材など、目的に応じて様々なものが使用される
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- ハンマートゥ
- 足の指が折れ曲がったまま、関節が固定してしまう病気。窮屈な靴や、サイズの合わない靴を無理して履き続けているとなりやすい
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- 扁平足【へんぺいそく】
- 足の裏に「土踏まず」がないものや、アーチ部分が極端に浅く、足の裏全体が地面にくっついている足のこと。
先天性や遺伝性によるものと、体重の増加や靭帯の緩みなどが原因で発症するもの、また、麻痺などの神経性疾患により発症するものがある