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資格・試験情報

社会福祉全般から心理学や保健医療まで
幅広い知識を問われる難易度の高い国家試験

社会福祉士国家試験は、社会福祉振興・試験センターが24の都道府県で年に1回、1月下旬に実施しています。マークシート方式の筆記試験で、午前と午後に分かれて合計240分、出題数は全150問。出題科目は、社会福祉、老人福祉、障がい者福祉といった福祉理論全般から、心理学、社会学、法学、保健医療まで、幅広い専門知識が問われます。

養成施設での試験対策が肝に

合格率は30%前後とかなりレベルの高い内容ですが、試験対策が充実している養成施設では合格率80%というところもあるので、頑張り次第でクリアできます。国家試験は筆記のみですが、就職した後に即戦力となれるよう、養成施設での実習でしっかりとスキルを身につけておくことも大切です。

社会福祉士 国家試験の概要

試験開催時期 年1回 毎年1月下旬頃
試験開催場所

全国24か所

受験資格

以下のいずれかに該当すること

  • 1.4年制大学で指定科目を修めて卒業した方
  • 2.2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方
  • 3.社会福祉士短期養成施設(6か月以上)を卒業(修了)した方
  • 4.社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
試験方法・試験科目
  • 1.)筆記試験

    1.人体の構造と機能及び疾病 2.心理学理論と心理的支援 3.社会理論と社会システム 4.現代社会と福祉 5.地域福祉の理論と方法 6.福祉行財政と福祉計画 7.社会保障 8.低所得者に対する支援と生活保護制度 9.保健医療サービス 10.権利擁護と成年後見制度 11.社会調査の基礎 12.相談援助の基盤と専門職 13.相談援助の理論と方法 14.福祉サービスの組織と経営 15.高齢者に対する支援と介護保険制度 16.障害者に対する支援と障害者自立支援制度 17.児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度 18.就労支援サービス、更生保護制度

  • 2.)実技試験
受験料

7,540円

申し込み方法

願書および必要書類を、受験する各都道府県へ提出する

試験に関する照会先

社会福祉振興・試験センター