人と犬が幸せに生活するための、犬の訓練のプロフェッショナル
ドッグトレーナーは、犬のトレーニングを行う、犬の訓練のプロフェッショナル。
家庭犬のしつけを行うドッグトレーナーと、補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬等)の訓練を担当する犬の訓練士のほか、警察犬、麻薬探知犬、災害救助活動を行 う災害救助犬や、テレビや映画に出演するタレント犬など、トレーニングする犬の種類は様々、トレーナー(訓練士)の専門も異なります。
一般家庭の飼育されている犬のしつけを行う
テレビや映画、CMなどに出演するタレント犬をトレーニングし、撮影現場で指示を行う
警察犬に指定された7種の犬種の犬を訓練し、警察犬に育てる
視覚障害者のパートナーとなる犬を育てる
聴覚障害者の生活で、必要な音を教える聴導犬訓練を行う
モノをとる、ドアを開ける、車椅子を引っ張る、起立を助けるなど身体障害者の介助を する訓練を行う
災害時に瓦礫の下に下敷きになった人や遭難者の捜索する訓練を行う
一般家庭の飼育されている犬のしつけを行う
テレビや映画、CMなどに出演するタレント犬をトレーニングし、撮影現場で指示を行う
警察犬に指定された7種の犬種の犬を訓練し、警察犬に育てる
視覚障害者のパートナーとなる犬を育てる
聴覚障害者の生活で、必要な音を教える聴導犬訓練を行う
モノをとる、ドアを開ける、車椅子を引っ張る、起立を助けるなど身体障害者の介助を する訓練を行う
災害時に瓦礫の下に下敷きになった人や遭難者の捜索する訓練を行う
ペットシッターとは、飼い主の代わりにペットの世話をするプロのこと。飼い主が旅行などで家をあけたり、病気などでペットの世話ができないときには、ペットホテルを利用する方法もありますが、住み慣れた家で、環境を変えずにペットに留守番をさせたい と考える飼い主さんも増えてきています。ペットシッターの主な仕事は、飼い主さんのお宅へ伺い、給餌、水、トイレ交換、お散歩 など。ペットシッターがお世話するペットは、主に犬、猫、小動物です。中でも、お散歩が必要なワンちゃんの需要が多いため、犬 についての知識を持ち、しつけができるドッグトレーナーが、ペットシッターとして仕事をしています。
ドッグトレーナー
森脇 和男さん
プロフィール
警察犬や家庭犬の訓練を始めて約50 年。訓練の現役として警察犬や、災害救助犬、皇宮警察本部にて警備犬の指導も行う。日本警察犬協会公認一等訓練士、公認一級トリマー、ジャパンケネルクラブ公認範士、訓練試験委員A級。
犬との心の交流、これができたときが一番おもしろい
仕事をしていて楽しいと感じるのは、やはり犬と心の交流ができたときでしょうね。自分が持っている動物的な感覚でつきあったときに、その感覚が鋭く働くと、犬の言葉を使わない感情が読み取れるから、それに自分が対応できる。また、それがからだに表れて犬に伝わる。いわゆるすべての感情が、言葉を使わないで伝わるし、犬も読んでくれる。それが犬と同じ立場になれたってことだよね。この交流ができたときは、一番おもしろい、難しいけれどおもしろいです。 トレーニングの目的は、そういうことができることが目標です。犬のトレーニングがうまくなるということは、自分の心を包み隠さず、犬と同じようにストレートに出せること。これが訓練の前のコミュニケーションに通じる。何か一番大事かというと、それができると犬が警戒心を持たなくなるから、そこで初めて通じるものがあるんです。言葉を持たない人間になることが必要だね。
これからはグローバルでいかないと
行けばなんとかなるだろうと、冒険心でヨーロッパの世界選手権に飛び出して行ったこともある。先輩ともよく話すんだけど、ヨーロッパの人と長年つきあってこれたのは、犬と話ができるだけの人間になれたとういことだと。犬と話ができるようになれば、言葉の通じない相手と話ができるよと。ハンガリーの友達も犬の心が読めたから、トレーニングがうまかった。その友達とは、人間的な思想の話はできなかったけれど、人間の1番基本の争わないとか、やさしさというものはお互いに理解できたんじゃないかなと。これが大きな財産になった。訓練もいろいろあるけれど、向こうで学んだ現状に妥協しない、いつでも先を見て、現状に満足しないということが、自分の生き方の基本になっています。これからはグローバルでいかないと。飛び込んでみて、外国のよいところは取り入れ、日本のよいところを再発見して、悪いところは見直せる。若い子たちは外国に行くべき、行ってさらけだしてみていいと思います。