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- カルテ
- 医師が診療を行う際、問診内容や患者さんの状態、経過、診療計画など、診療に関する情報を記録する「診療記録」のこと。現在は、紙のカルテをデータベース化し、電子情報として一括管理、編集する「電子カルテ」も使われている
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- 基本マスタ
- (=レセプト電算処理システムマスター)電子レセプト請求のための統一コードに、価格や点数、算定条件等の各種情報を付加した電子的マスタファイルのこと。 基本マスタには、収納されているコードの種類やデータの内容ごと「診療行為マスタ」「傷病名マスタ」「修飾語マスタ」「医薬品マスタ」「特定器材マスタ」「コメントマスタ」という6つのマスタが存在する
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- コーディング
- カルテに書き込まれた病名などを、WHOの国際疾病分類に従ってコード化すること
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- レセプト
- 医療費の請求明細のことで、「診療報酬明細書」ともいう。医療保険負担分の医療費を、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合など)に請求するために使用する。以前は紙のレセプトが一般的であったが、「レセプト電算処理システム」の導入により、現在はほとんどが電子レセプトになっている。(医科、歯科の場合は診療報酬明細書、調剤薬局の場合は調剤報酬明細書という)
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- レセプト電算処理システム【れせぷとでんさんしょりしすてむ】
- 医療機関や薬局が、電子レセプトをオンラインまたは電子媒体により審査支払機関に提出し、審査支払機関で受付や審査、請求支払業務を行い、保険者が受け取る仕組みのこと
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- WHO
- 国連世界保健機関(World Health Organization)のこと。保健や健康に関する国際機関
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- ICD-10
- 国際疾病分類(International Classification of Diseases)第10版のことで、疾病および障害の世界的な取り決めのこと。世界中で標準化された情報を使用するために設けられた統計分類
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- DPC
- 全国共通の客観的評価ができるツールとして導入された、診断群分類(Diagnosis Procedure Combination)による会計方式のこと。診療行為ごとに料金を計算する従来の「出来高払い方式」とは異なり、厚生労働省が定めた診断群分類ごとの1日当たりの金額からなる包括評価部分(投薬、注射、処置、入院料等)と出来高評価部分(手術、麻酔、リハビリ、指導料等)を組合わせて計算する