担当する種目によって習得する資格や知識は様々。
将来の方向性に合わせて学びましょう
スポーツインストラクターとして働くためには、特に決まった資格はありませんが、人々に運動を教え、練習メニューを考案する上で以下のような資格が必要となるケースが非常に多いです。
財団法人健康・体力づくり事業財団の定める「健康運動実践指導者」や世界共通の資格となるNSCAの「NSCA認定パーソナルトレーナー(CPT)」、日本トレーニング指導者協会が定める「トレーニング指導者(JATI-ATI)」などの資格は、フィットネスクラブをはじめ、様々な場所で求められるので取得しておくとよいでしょう。
これらの資格に加え、エアロビクス、水泳、ダンス、サーフィン、ダイビング、健康運動・トレーニングなど、将来自分が進みたい方向性にあわせ、必要な資格の取得を目指すのがよいでしょう。
個々に合わせた体力評価、動機付け、教育、トレーニング指導を行う専門家としての能力を問う資格。トレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識と指導技術が求められ、世界300カ国以上実施されている世界共通のトレーナー資格
スポーツ選手や一般人を対象としたトレーニング指導の専門家として活動するための基礎資格。この上に、上級と特別上級のレベルもある。協会が指定する養成施設を修了するか、協会主催の養成講座を修了することで受験資格が得られる
健康づくりのための運動指導を行うための資格。医学的基礎知識、運動生理学の知識、健康づくりのための運動指導の知識・技能が求められる。体育系の短期大学や養成施設で養成講座を修了することで受験資格が得られる
成人に対して1人で実施する心肺蘇生法(CPR)の知識と技術を問う検定試験
主催:日本ライフセービング協会
地域団体や福祉施設、学校、企業、イベントなどでレクリエーションの技術指導や実地支援を行うための資格。リーダーシップやコミュのケーション能力などを問う資格認定審査会を得て、資格を取得できる
主催:日本レクリエーション協会