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専門用語集

PAエンジニアに関する専門用語

  • PA【ぴーえー】
    PAは「Public Address」の略で、意味は「公衆伝達」ですが、一般には放送設備を意味します。PAエンジニアは、電気音響設備(Public Address)を使い、多くの人に音や声を伝える(公衆伝達)をする技術者です。
  • 音響
    音とその響き。転じて、音響を利用した効果のこと音響と呼ぶこともあります。
  • アンプ
    アンプリファイア(Amplifier)の略。入力信号の電圧・電流・電力を大きくして出力し、音声を増幅する装置。パワーアンプ、ギターアンプなど、その用途や機能によって、様々な種類のアンプがあります。
  • 頭出し
    録音されたメディア(テープ、ディスク、メモリーなど)から、スタート位置をあらかじめセットし、準備しておくこと。
  • イコライザー
    音声信号の周波数特性を補正する機器。特定の周波数帯域ごとに音量を補正し、マスタリングでは曲毎の音質の差異をならして聴きやすくしたり(平均化)、好きなように調整したり、PAではハウリングを緩和させる効果もあります。
  • かえし
    モニターのこと。PAシステムのひとつで、ステージ上でミュージシャンなどが自分達の音を聴く、モニタースピーカーから出る音のこと。
  • インイヤーモニター
    ステージで、ミュージシャンや出演者が自分達の音を聴くためにつけるイヤホン。略称イヤモニ。 インイヤーモニターをつけないと、壁の反響で正確な音が聴こえない、観客の声に消されて音が聴こえないということが起こります。役割としてはモニタースピーカーとほぼ同じですが、ステージ上では場所によって音の聴こえ方が変わってしまうため、ミュージシャンがステージ上を動き回る場合にはインイヤーモニターも使用します。
  • ウォールスピーカー
    ホールや映画館などの客席の側壁、後壁に取り付けられているスピーカーのこと。サラウンド効果を出すなどの目的で使用されます。
  • エア・モニ
    エアーモニターの略。客席での音や映像の状態を確認するために、マイクロホンやカメラで音や映像を拾ってモニターすること。
  • オペレート
    一般の用語では、人がコンピュータなどを操作して行う一連の作業のこと。PAでは、各楽器の音声信号をミキシングコンソールを使ってミキシングすること。
  • 客席ミキシング
    客席の中央等にミキシング・コンソールを設置し、スピーカーからら出てくる音で直接モニターしてミキシングを行うこと。客席の聴衆が聴く音、現実の音を確認しながら操作が行えることが利点です。
  • 仕込み図
    会場図に、スピーカー、アンプ、コンソールなど、搬入後に仕込む機材の設置場所や接続方法などを書き込んだ図面で、仕込みのときに使用します。
  • ミキシングコンソール
    マイクで収音した音声や各楽器の音を集める機器。ここに入力される音の調整等を行い、ミキシング作業を行います。ライブの中心的機材で、卓、PA卓とも呼ばれる。
  • ホール
    演劇やコンサートを行うための会館、多目的ホール。「箱」と呼ばれます。
  • 野外
    屋外のステージでコンサートやイベントを行うこと。野外で行うコンサート・フェス・イベントの略称としても使われます。