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資格・試験情報

無台音響に関する国家資格があります

PAエンジニアになるために、必ず必要な資格はありません。
劇場やホールの舞台について、音響や照明装置の調整や取り扱い、舞台装置全般の取り扱いについての技能を認定する国家資格「舞台機構調整技能士」があり、これを取得しておくと、就職時に有利になることもあり、PAエンジニアとしての知識・技術をアピールできます。
PAエンジニアは、機材をコンサート会場へ運搬することがあり、「普通自動車免許」を就職時の受験資格にしている企業もありますから、取得しておくとよいでしょう。

試験概要

舞台機構調整技能士(国家資格)

「舞台機構調整技能士」は、国家資格である技能検定制度の一種で、劇場、ホールなどの舞台の音響・照明機構の調整、取り扱いや吊りものなど、舞台装置の取り扱い調整についての技能を認定する資格です。

受験資格 1級は7年、2級は2年、3級は1年から6カ月の実務経験が必要。 厚生労働大臣指定の受験資格認定校では在学中に3級の受験資格を取得でき、卒業と同時に実務経験なしで2級を受験できます。
試験内容 全ての級が実技試験と学科試験。実技試験は作業試験(ミキシングなど)と要素試験(音質の判別等)に分かれています。
受験費用 各級とも、学科試験 3,100円、実技試験16,500円(地区により異なることがあります)
主催 中央職業能力開発