醸造所、食品メーカーなど様々な場所で活躍のチャンス!じっくりと腰を据えて仕事に取り組む姿勢が不可欠です
就業時間 | 190時間/月 ※就業場所によって異なる |
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平均給与 | 16〜20万円前後/月(初任給) |
平均年令 | 43歳 |
醸造技術者(酒つくり技術者)が活躍する場は、日本酒・ビール・ワイン等の酒類メーカー、醤油・味噌等の調味料・食品メーカーが大きな割合を占めています。消費者のライフスタイルの変化、望まれる製品の多角化などにより、近年は比較的小規模で個性的な製品を作り出せる企業の活躍が目立ってきています。今後もこの傾向はしばらく続くものと予想されます。企業数が増えれば、もちろん醸造技術者(酒つくり技術者)が活躍する場も増えていきます。 就職先の分野、企業の規模・環境によって、労働環境や待遇は大きく異なります。
日本では比較的歴史の浅いワインや地ビールの分野では、比較的早い段階から全面的に醸造工程を任せられることも多いようです。
醸造に取り掛かれる時期は限られていますから、仕込み時期には休暇を取ることも難しく、深夜までの作業あるいは徹夜の作業もあり得ます。決してコストパフォーマンスの高い職業だとは言えませんが、その苦労を乗り越えて製品が完成したときの思いはひとしおでしょう。
年ごとに、また仕込みのその日ごとに、原料の出来や気温・湿度が異なりますから、思い通りの製品を作り上げるためにはたとえ経験を積んでいても一瞬たりとも気を抜くことができない仕事です。
ここだと思える就職先があれば、じっくりと腰を据えて仕事に取り組む心構えが必要になります。