なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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入院していた子が元気になって 退院したときにやりがいを感じます。

富田 麻美さん動物看護士(マーブル動物医療センター)

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入院している子たちの状態を把握することが大切です

仕事は、入院担当です。入院している子たちの看護をはじめ、院内の清掃、動物の保定、物品の補充などをしています。具体的には、動物たちの体調や排泄のチェック、先生方とのミーティング後に給餌、給水、投薬。そして、洗濯や食器の片付け。外来やお薬の手伝い。お昼にはオペやリハビリを行い時間が空いたらお昼休み。午後はまた午前中と同じ仕事を行い、業務終了時間前に最終確認をして終了になります。入院担当で大切なのは、入院している子、お預かりをしている子の少しの変化に気づいて、先生にすぐに報告をすることです。入院や預かりの子の状態をしっかり把握していなければなりません。

どんな動物の仕事でも、命を預かる重要な仕事だと思います

仕事をしていく上で普段から心がけているのは、体調管理という基本的なこと。自分が健康でなければ、病気の子たちの管理ができないからです。仕事のやりがいは、入院をしていた子たちが、元気になって退院した時や、食欲がなかったのにモリモリご飯を食べてくれる時などを見るとやりがいを感じます。解らないことはそのままにしないで、解決してから先に進もうと心がけるようにしています。今1番身近な目標は、今の自分に与えられた仕事を完璧にこなし、周りの先輩方の手伝いもどんどんできるようになることです。動物の仕事はどんな動物の仕事でも、命を預かっている重要でやりがいのある仕事だと思っています。