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資格・試験情報

環境教育指導者になるために役立つ資格を紹介します。

環境教育指導者として働くために、必ず取得しなくてはならない資格はありません。 しかし、指導者として、環境や自然に関する幅広い知識をはじめ、「指導者」として働くためのスキルを身につける必要があります。環境教育プログラムとその指導方法を学んだり、アウトドアの各資格取得を目指して学ぶことで力をつける、また、その資格が評価として就職に役立つこともあります。また、就職には普通自動車免許が必須の企業もあります。

【キャンプインストラクター】

総合的な自然体験活動である「キャンプ」の指導者として、キャンプの楽しさを多くの人に伝えられるように、キャンプの基礎を学習します。本キャンプ協会都道府県支部協会で行われている、キャンプ。インストラクター養成講習会(2泊3日以上)を受講後キャンプ・インストラクターに認定されます。キャンプの基礎から歴史、安全に関すること、マナーに関すること、キャンプカウンセリングなどの理論的なこと、キャンプ生活に関する基礎実技から野外活動種目などの応用実技を学習し、さらにその体験をもとに指導実習を行います。

主催:社団法人日本キャンプ協会

【プロジェクト・ワイルド】

アメリカで開発された環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」をテキストとして、自然や環境のために責任ある行動を行える子どもたちを育成する指導者を認定するもの。「エデューケーター」は、子どもたちにさまざまなワークショップを通じてプロジェクト・ワイルドを’活用した環境教育を実践する指導者。全国で開催される養成セミナーを受講して、資格認定を受けます。また、エデュケーターを指導するファシリエーターの資格もあります。セミナーは、財団法人公園緑地管理財団が行っています。

主催:PROJECT WILD JAPAN

【プロジェクトWET指導者 (Water Education for Teachers)】

全国の幼稚園から高校3年生までの子どもたちを対象とした、水に関する環境教育プログラム。 一定の基準のもとで当該講座を修了した人が、水に関する教育を行うエデュケーター(一般指導者)を育てるファシリテーター(上級指導者)として認定されます。

主催:財団法人河川管理財団 プロジェクトWETジャパン事務局