なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム
“愛のある治療”をモットーに。家事・育児と両立しながら頑張っています

橘 啓子さん鍼灸師 たちば治療院 院長

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

家族への思いから鍼灸師を目指すことに

交通の便が悪く治療院に通う事のできない義母と、腰痛で鍼灸接骨院に頻繁に通っていた夫を自分で治してあげたいと思い、鍼灸師を目指しました。 結婚していて子どももいたので、夜間のコースへ3年間通いました。在学中は、朝から仕事で、17時から学校へ。夜の10時半に帰宅という毎日でした。家事・育児との両立は辛い時期もありましたが、専任の先生方との出会いや、想い、熱意を通して、「なぜ自分は鍼灸師になりたいのか」を再確認することが出来ました。

卒業後、自分の治療院を開院!

学校を卒業後は、自分の治療院を開院。午前中は治療院で施術、午後からは往診です。治療院には午前中平均10人の患者さまが来院され、狭い待合室がいっぱいになるのですが、患者さま同士「こうしたら良くなったよ」などの情報交換をしていただいている事が、治療にもよい効果が出ていると思います。私自身も勉強会や学会などに参加して勉強を続けています。

鍼を通して人々の健康を支える素敵な仕事!

私は「愛をもって患者さまに接し、愛をもって治療する事」をモットーにしています。鍼1本で人の身体を良くしてあげられる事にとても喜びを感じています。女性として、また主婦として手に職をつけることは、とても大事な事だと思います。鍼灸師は明るい未来を切り開いていく事ができる素敵な職業です。