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DNA技術者への道のり

専門知識を学んだ後、資格を取って就職へ!遺伝子に関する専門的な分析・解析技術が求められます

遺伝子工学に関する知識、実験技術が必要です

DNA技術者は、遺伝子に関わる様々な実験、研究を行いますので、遺伝子工学や細胞工学などの専門知識、そしてDNAの抽出や組み換え、分析といった実験スキルなど、専門的で高度な知識、技術が必要になります。
そのため、専門学校や大学などのバイオテクノロジー、生命工学系のコースでこうした分野を学んだ上で、バイオテクノロジー関連の企業や、大学、病院の研究施設へ就職するのが一般的です。

専門分野の資格は就職活動でも強い味方に!

現場では実験に関する知識や機器の操作スキルも求められますので、「バイオ技術者(中級)」「危険物取扱者」などの資格を取得しておくと、就職時にも強い武器になるでしょう。
資格がなければ就職できない、ということはありませんが、現場では必ず必要とされるスキルであり、採用時にも知識やスキルレベルの目安とされるため、取得しておいた方が有利だといえます。また、医療関連の研究を行っている企業や製薬会社の場合、研究技術職はこれらの資格が必須とされているのが一般的で、持っていない資格は入社後に取得する人がほとんどです。

幅広い専門知識が求められる職業ですが、開発の現場では、細胞の培養や遺伝子の分析など膨大な「実験」を行いますので、養成施設で学ぶ段階で、実験機器の扱いや実験に慣れ、実践力を身につけておくことがポイントだといえます。

DNA技術者までの道のり