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仕事を知る

エステティシャンの仕事

カウンセリングからフェイシャルケア、ボディケアまで、カラダとココロに「美」と「癒し」を提供します

エステティシャンが手がける3大領域

美容に対するニーズが多様化し、エステティックのメニューも年々幅広くなっていますが、エステティックの領域は、大きく分けて「フェイシャルトリートメント」「ボディケア」「脱毛」という3つに分類されます。
サロンによっては、この中の一部を専門的に扱う所もありますが、プロのエステティシャンになるには、このすべての領域における専門知識と技術を備えていなければなりません。

エステティシャンの仕事は、サロンが扱うメニューの数だけ存在し、所属する場所によって、担当するサービスや扱う美容機器なども変わってきます。
具体的には、顔を中心に肌のお手入れを行う「フェイシャルトリートメント」、腕や背中、脚など全身の肌のお手入れを行う「ボディトリートメント」、ボディラインやプロポーションを整えるためのマッサージや「痩身」、そして部分脱毛や全身脱毛などの「美容脱毛」、そしてさらに、「小顔ケア」「美白ケア」「毛穴ケア」など肌の状態や悩みに合わせた細かなメニューに分かれる場合もあります。

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接客業、サービス業として求められる仕事

エステティシャンは、このように様々なサービスを提供しますが、お客様一人ひとりのニーズに応えるには、まず「お客様が何を求めていらっしゃるのか」を知ること、つまり「カウンセリング」が第一になります。
通常、サロンでは、初めていらっしゃったお客様にはまずカウンセリングから行いますが、このプロセスで、お客様の肌の状態や悩み、改善したいポイントなど、お客様の気持ちやニーズを的確に把握することもエステティシャンの大切な仕事の一つです。
また、エステティシャンは美容に関する専門技術職ですが、お客様を相手に働く以上、「接客」「サービス」においてもプロでなければなりません。 笑顔や言葉遣い、マナーといった基本的なことはもちろん、お客様の性格やその場の空気を素早く察し、お客様が心地良いと感じられる雰囲気づくりや適切な距離感で対応すること、細やかな心遣いがかなり重要視される仕事です。

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