なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

仕事を知る

就職先・活躍フィールド

事務所に所属、もしくはフリーランスで活動。
楽器やコンピュータ技術があれば、さらに幅広い活躍ができます

作曲家は、音楽プロダクションや、作家をマネージメントする事務所に所属をして仕事をする人と、フリーランスで仕事をする人がいます。事務所等との契約はそれぞれで、固定給(月給)の人もいれば、仕事量に応じた出来高制を取っている人もいます。また、印税の契約を別途で結んでいる場合もあります。
フリーランスの場合には、仕事の発注がなければ収入に結びつきませんが、事務所に所属している作曲家のほうが同じプロダクションに所属しているアーティストへの曲提供など、事務所からの仕事があるのである程度安定していると言えます。どちらを選ぶにしても、実力をつけて仕事の依頼を増やすことからはじまり、またヒット曲を生み出すことができれば、多くの収入を得られることもあります。
作曲家には、映画や映像、CMなど、ポピュラー音楽以外での活躍の場もあります。また、作曲に欠かせなくなっているコンピュータの技術を更に極めたり、ギターやピアノなどの楽器演奏、また楽曲制作に必要な作詞や編曲、音楽制作に必要なミキシングなどの知識・技術があれば、幅広い活躍の道がひらけます。

活躍フィールド

映画・映像音楽作曲家

映画監督から指名されることもあれば、プロデューサーからの依頼もある仕事。1つの作品を作り上げるうえで、シーンごとの音楽は必要不可欠のため、監督との綿密な打ち合わせのもと、曲を作ります。映画が完成した時に、1つのプロジェクトに参加出来たという、達成感も大きい。

CM音楽クリエーター

15秒や30秒という短い時間でクライアントのイメージにあった曲を提供しなければいけない難易度の高い仕事。広告代理店から発注されるケースが多い。

ゲームサウンドクリエイター

ゲームの場面に合わせてゲームをより楽しませるための楽曲制作をします。ゲームの容量に合わせて、サウンドの容量も決まってくるので、その範囲内でいかに印象に残るメロディを乗せるかがサウンド構築のテクニックの見せどころ。

更に幅広い活躍の場

シンガーソングライター

自分で作詞・作曲した楽曲を、自分で歌って表現するアーティストとして音楽活動を行います。

サウンドクリエーター

作曲、編曲、ミキシング、マスタリングといった音楽制作の工程すべてをコントロールするのがクリエーターです。アーティストが歌ったり演奏したりする楽曲、CMや映画の中のBGM、ゲーム、アニメ、アミジューズメント施設で流れる楽曲など広い分野で活躍できます。

DTMクリエーター

レコード会社、音楽出版会社やミュージシャンなどから作曲を依頼され、イメージに沿った楽曲を、コンピューターで音楽制作システム(ソフト)を使い、音源制作する仕事です。編集、加工、アレンジなども行います。

サウンドエンジニア

主にスタジオで、楽曲のレコーディングを行う仕事。レコーディングエンジニアやミキサーなどとも呼ばれる。音のバランスや音色をイメージにあわせて調整し、音源データとして音を完成さえる重要な仕事です。

アレンジャー

作曲されたメロディを生かして、そこから編曲楽曲を際立たせる作業を行います。

カラオケ・着メロクリエイター

オリジナル楽曲をカラオケや着メロ用にアレンジする作業です。

クラブDJ

自分の作った楽曲で大勢の人たちを気持ちよく躍らせることが出来る仕事。生活時間は不規則になるが、音楽との一体感を身体で感じることができる。