先輩を知る
- 水泳の楽しさをたくさんの人に伝えたい！
ずっと続けていきたいと思う仕事です -
関 隆太さんサッカーコーチ（株式会社 川崎フロンターレ 育成・普及部 所属）
- ※インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります
子どもたちとのふれあいが、サッカーコーチを目指したきっかけ
高校を卒業した後、大学に進学し、将来何をやりたいのか、何を目指したらいいのか分からないまま、毎日を過ごしていました。将来について悩んでいる中、母の死に直面するということもあり、一時期は色々と落ち込む日々が続いていたんです。そんな僕に元気を与えてくれたのが、高校時代からサッカーを教えている地域のジュニアチームと、そこに所属している子どもたちでした。
子どもたちからは本当にたくさんの元気をもらったので、支えてくれた恩返しの意味も込めて、できる限りのことを教えました。そして、子どもたちが上達していく姿を見たとき、「自分にできることはこれだ」と思ったんです。その時のことをきっかけに、本気で指導者を目指そうと思い、東京スポーツ・レクリエーション専門学校（TSR)に入学しました。
TSRではスポーツコーチについて学び、実習先だった川崎フロンターレでは様々なプロコーチの方の元でアシスタントの経験をさせていただきました。指導者としての心構えや立ち振る舞い、スクールの雰囲気のつくり方など、現場でしか学べないことがたくさんありました。中でも、チームの看板を背負う責任の重さやプロとしての自覚がいかに大切かということを、直接肌で感じることができたのは本当によかったと思っています。
「好き」だからこそ、どこまでも一生懸命になることができる
現在は、実習先だった川崎フロンターレで、サッカーコーチとして働いています。スクールで子どもたちを指導する他、他のコーチと一緒に保育園や幼稚園、小学校、中学校を巡回し、サッカー教室を開催したり、イベントや他のカテゴリーチームに帯同するのが僕の仕事です。
子どもから大人まで幅広い年代の人と知り合い、サッカーの楽しさを分かち合えることが、この仕事の魅力だと思います。サッカーを通じてみんなが笑顔になって、その輪が広がっていく様子は、いつでも僕にパワーを与えてくれます。
僕はこの仕事が好きです。好きだからどこまでも本気になれるし、こだわれるのだと思っています。一番好きなことに一生懸命になりながら、サッカーコーチの仕事をいつまでも続けていきたいです。
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