ナリカタ｜化粧品開発技術者編 - 化粧品開発技術者に関する専門用語

専門用語集

化粧品開発技術者に関する専門用語

ドクターズコスメ

ドクター（医師）が開発に関わった化粧品の総称。医師自らが開発した化粧品や、医師と化粧品メーカー・製薬会社の共同開発商品などいくつかに分かれて定義されており、ニキビ、シミ、シワ、アトピーなど様々な肌トラブルの予防や改善にあわせた開発が行われている
コエンザイムQ10（CoQ10）

約60兆個あると言われる人間の細胞一つひとつに存在し、生命維持のために欠かせない働きをしている「ミトコンドリア」。「コエンザイムQ10」は、このミトコンドリアの中に存在し、身体のエネルギーを作り出している補酵素のこと。抗酸化作用の効用も知られており、近年はスキンケア用品のほか、老化防止に役立つ補酵素としてサプリメントや健康食品にも用いられている
大豆エキス

大豆の種子から抽出されるエキスのことで、イソフラボン、タンパク質、サポニンなどの有効成分が含まれているとして化粧品成分としても広く用いられている。特に、イソフラボンには、女性ホルモンやコラーゲン、ヒアルロン酸を活性化させる働きがあるとして、アンチエイジング化粧品やスキンケア用品に活用されている
ヒアルロン酸

真皮や眼球、関節液、血管などに多く含まれているアミノ酸の一種。一番の効能としては「保水力」が知られており、スキンケア製品などに用いられるのが一般的だが、この他にも、目の細胞間のクッションの働き、眼球の形を維持、関節の潤滑作用や緩衝作用、血管での動脈硬化を予防といった働きをもっており、ヒアルロン酸は加齢とともに減少するため、それを補うためのサプリメントやスキンケア製品、健康食品などが多く商品化されている
プラセンタエキス

プラセンタとは英語で「胎盤」を意味し、「プラセンタエキス」は、胎盤から細胞分裂を促進する成長因子（グロースファクタ）や他の栄養素を抽出したエキスのこと。胎盤には、必須アミノ酸やたんぱく質、ビタミン、ミネラルのほか、成長に関わるあらゆる栄養素が豊富に含まれており、疲労回復の他、めまいや更年期障害、生理不順などの効果があるとして、医療をはじめ健康関連商品、サプリメントなど様々な分野で活用されている。また、化粧品の分野でも、ニキビやシワ、シミの改善を目的として化粧水や美容液などに配合されている
アンチエイジング

「老化防止」「抗加齢」「抗老化」など加齢に伴う症状の予防と治癒を意味する言葉で、スキンケア商品やサプリメント等でも注目されている。シミ、シワの対策や美白、育毛に焦点をあてた商品が多く見られるが、近年では、高血圧や糖尿病、生活習慣病の予防などにも用いられている
パラベン

別名「パラオキシン安息香酸エステル」とも呼ばれる「防腐剤」の一種。メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベンなど様々な種類があり、一般的に化粧品や食品の防腐剤として用いられているが、アレルギーの報告が多発したことから、パラベンフリーの化粧品も開発されている
OEM

Original Equipment Manufacturerの略で「化粧品受託生産会社」。他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業のこと
エアゾール

缶などの容器に液化ガスとともに封入した薬品を、ガスの圧力で霧状に吹き出す方式、またはその製品自体。一般的な製品としてはヘアスプレーがあり、「エアゾール会社」とは、こうしたエアスプレー用品をつくっている会社のことをさす

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