1兆円以上の市場を持つ、不況に強い業界!安定した労働環境と将来性の高さも魅力です
就業時間 | 165時間/月 ※就業場所によって異なる |
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平均給与 | 19万円前後/月(初任給) |
就業者の男女比 | (男性)4:(女性)6 |
※給与は就業場所や経験年数、スキルによって異なります。 経験を積んで昇給、ステップアップを目指します
化粧品開発技術者の就職先は、化粧品会社やOEM(化粧品受託生産会社)、原材料会社や香料会社などが一般的です。 また、化粧品や化学薬品、皮膚科学などの専門知識を身につけているため、容器製造会社や、エアスプレー商品をつくるエアゾール会社からの求人もあります。 また、化粧品開発の現場には様々な職種があり、開発技術者のほか、研究や製造、成分分析、品質管理など様々な専門分野でプロとして活躍できます。
現在、化粧品会社は国内に約1000社あると言われており、従業員1000名以上の大手企業から従業員10名程度の中小企業まで、規模や専門分野は企業によって様々ですが、この業界は安定した労働環境が特徴で、1日8時間、週休二日制という勤務形態が一般的です。収入面では、比較的高収入が見込める業界でもあり、短大・専門学校卒業で初任給19万円前後と、他業種に比べても高水準であることが分かります。経験や技術がモノを言う職業であり、経験を積めば積むほど収入的にもアップしていきますので、時間や経験を重ねてキャリアアップ、収入アップを目指します。
化粧品の市場は年々縮小傾向にあると言われていますが、それでも1兆3000億円程度の莫大な市場があり、ドラッグストアなどを見ても分かるとおり、様々なメーカーから日々新しい商品が開発されています。 特に近年、美白やアンチエイジング、ニキビ対策など化粧品のニーズが多様化していることや、男性の美容に関する関心が高まっていること、また、IT時代によってインターネット通販の市場が広がっていることから、消費者一人ひとりのニーズにマッチした化粧品開発が求められており、その中で、開発技術者への期待はさらに高まっていくことが予想されます。