花嫁さまに寄り添い、身の回りのお世話やアドバイスを行う結婚式に欠かせない「縁の下の力持ち」
ブライダルアテンダントは、結婚式において花嫁さまの身の回りのお世話を行う専門スタッフで、かつては「介添え人」と呼ばれることが一般的でした。
花嫁さまが身にまとうウェディングドレスや打ち掛けはとても美しく、結婚式をより華やかに彩ってくれますが、それを実際に着る花嫁さまにとっては、重たくて動きづらかったり、履き慣れない靴や草履で思い通りに歩けなかったり、戸惑いや不安がつきもの。また、当日は新郎新婦、親族ともに緊張されていますし、初めてのことで思いがけないハプニングなども起こります。
そんな中、花嫁さまの手を引いて移動をサポートしたり、涙でメイクが崩れないようにそっとハンカチを差し出したり、お色直しや食事のタイミングなどをさりげなく教えてあげたり、花嫁さまにそっと寄り添って移動や所作を支え、いわば「黒子」的に結婚式をサポートするのが「ブライダルアテンダント」という職業。
表舞台に立って活躍する仕事ではありませんが、新郎新婦や親族が安心して式に臨むために、そして結婚式がスムーズに進むために欠かせない存在であり、何より、花嫁さまがより優雅に、美しく輝くために、なくてはならない重要な役割を果たしています。