美容師免許のほかにも様々な資格が存在します。
目標を決めてしっかり勉強しておきましょう
ブライダルヘアメイクアーティストになるために、必須とされる資格は特にありませんが、持っていると就職時に有利な資格、スキルレベルの目安にされるものとして、次のようなものがあります。
幅広いスキルを身につける程、担当できる分野が増え、花嫁さんとの接点も増えるため、やりがいや感動もより大きなものになります。特に、独立やフリーランスを目指す人はより幅広い分野を学んでおくとよいでしょう。
自分のキャリアプランや理想とするアーティスト像を思い描き、目標を定めてチャレンジしましょう。
美容師免許を取得するには、高校を卒業後、厚生労働大臣が指定する美容師養成施設(通学制は2年以上/通信制は3年以上)を卒業し、国家試験に合格すると美容師免許を取得できます。
試験は実技課題と筆記試験があり、実技は、第1課題「カット」、第2課題で「オールウェーブ」もしくは「ワインディング」。筆記試験は、100分50問、衛生管理や関係法規、美容の技術理論などが出題され、60点以上で合格となります。
合格率:通学制受験者:80%前後 通信制受験者:50%前後
国際的に通用するメイクアップアーティストの育成を目指し設けられた検定試験。4級から1級まであり、下の級に合格すると次の上位級を受験できます。 4級は筆記試験のみで、皮膚科学理論やキンケア理論、メイクアップの基礎知識などが出題。3級以上は実技試験もあり、スキンケアからベースメイクの技術、1級では接客マナーやカウンセリングのスキルも問われます。
多様化しているブライダルの形式に対応し、お客様に対して的確なアドバイスができる人材を育成するために設けられた検定試験。マークシート方式の筆記試験で、ブライダルを担当する者が心得ておくべき基礎的な実務知識が問われます。
試験は60分100問、合計得点70%以上で合格になります。
国際的に通用するネイリストの育成を目指し設けられた検定試験。3級から1級まで、すべて筆記試験と実技試験があり、両方100点満点中80点以上で合格になります。
合格率:3級:88.32% 2級:41.10% 1級:38.44%
和装に関する専門的な知識と技能を習得し、自分や人の着付けができるようになる他、上位級では着付け教室の開設も可能になります。
初伝は、浴衣から外出着までを自分で着るための知識と技術を学び、中伝ではフォーマルな着物の着付けのスキルを活かし、七五三の着物や留袖、振袖、袴などを人に着せることができるようになります。
また、美容師免許を取得していると、花嫁の着付け技術を習得する「花嫁着付師」も受講できます。
「パーソナルカラリスト」とは、人が持っている色、似合う色をみつけて提案していく色彩のプロ、カラーコーディネーターのこと。試験では、色彩知識と配色テクニック、パーソナルカラーについての知識が問われます。 3級〜1級まであり、3級・2級は筆記試験のみ、1級は筆記試験+実技試験が行われます。
色彩に関する基礎知識から高度な色彩運用、カラー・コーディネートスキルまでを身につけ、アパレル企業など実践で活かすための検定試験。3級と2級があり、マークシート方式の筆記試験が行われます。
将来、接客業に就くための効果的なコミュニケーション方法を学び、就職活動やプロとして働く現場で活かすための資格。サービスマインドやプレゼンテーションスキルを身につけます
主催:財団法人 滋慶教育科学研究所