なりたい仕事のことを知る ナリカタ

  • ナリカタコラム

なりかたを知る

必要な知識・求められる資質

花嫁や家族とのコミュニケーション力は必須!
衣装や雰囲気に合わせる色彩感覚や美的センスも大切です

必要資格

必須のものはありませんが、以下の資格がスキルの目安とされています

  • ・美容師免許
  • ・JMAメイクアップ技術検定(4級/3級)
  • ・アシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)検定
  • ・ネイリスト技能検定試験(3級/2級)
  • ・着付(初伝・中伝)
  • ・認定フェイシャルエステティシャン
  • ・ファッション色彩能力検定
  • ・JESC認定コミュニケーションスキルアップ検定
求められるスキル・資質
  • ・人の幸せを自分の喜びとしてやりがいを感じられる人
  • ・「メイクが好き、人の役に立ちたい」という気持ちがある人
  • ・コミュニケーション力 ・気配り ・視野の広さ

ヘアメイク分野の専門スキル、全体を見渡す視野の広さも大切!

ブライダルヘアメイクアーティストとして、特に必須とされる資格はありませんが、ヘアスタイリングやメイクを担当するため、美容師免許は持っている方が有利です。加えて、花嫁さんの美しさを引き出し、その人に合ったスタイリング、メイクを行うためには、メイクアップに関する専門知識や技術は必須。
また、ただきれいに仕上げれば良いというわけではなく、衣装や肌の色、会場の雰囲気に合わせたメイクが必要なので、色彩感覚や照明効果に関する知識、そして、全体を見渡して一番似合うヘアメイク、アレンジを施すセンス、視野の広さも大切です。着付けやネイルのスキル、資格を持っているとさらに活躍の幅が広がります。

緊張する新郎新婦への気遣い、「喜ばせたい」気持ちが第一!

ブライダルヘアメイクアーティストの仕事は、技術だけでは務まりません。お手伝いするのは、新郎新婦にとって人生に一度の大切な日。二人が希望する式のイメージ、それにあったドレスやヘアメイクを提案するためには、二人の気持ちやイメージをうまく汲み取ることが大切で、それにはコミュニケーション力、そして接客スキルが必須になります。
また、式当日は、花嫁の緊張を和らげ、最高の笑顔を引き出すような細やかな心配り、気遣いも大切。その結果、新郎新婦の幸せな笑顔を見られることがこの仕事の一番の喜びです。
ヘアメイクをはじめ多くの専門スキルが必要になるため、勉強することも幅広い分野になります。
ブライダルや美容に関心があることはもちろん、幅広い分野に興味をもち、学ぶことを嫌がらない人、そして何より「人の役に立ちたい」「人の喜ぶ顔が見たい」という気持ちを持って取り組める人が向いているでしょう。

ブライダルヘアメイクアーティストは、ヘアメイクに限らず幅広い分野の専門スキルが求められます。メイクやヘアアレンジは流行もありますので、流行のファッションや色、ヘアスタイルなど、美容に関するアンテナや、常に新しいことを学び続ける姿勢が必要です。また、式当日は1日中動きまわることになるため、自己管理や体調管理もしっかり行いましょう。