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仕事を知る

ブライダルヘアメイクアーティストの仕事

特別な日に「美しさ」と「思い出」をプロデュース。ヘアアレンジとメイクで美しさを最大限に引き出します

ブライダルヘアメイクアーティストの仕事は、結婚式や披露宴を迎える花嫁にヘアアレンジやメイクを施し、花嫁の魅力や美しさを最大限に引き立てること。式当日はもちろん、事前の写真撮影や打ち合わせなど、長期間にわたって新郎新婦をサポートします。

1打ち合わせでしっかりヒアリング

まず、打ち合わせで会場の雰囲気や衣装、また新婦のイメージや要望を聞き、ヘアスタイルやメイクのイメージをつくります。新郎新婦の理想のウェディングを実現するためには、二人の希望をしっかりとヒアリングし、イメージをきちんと共有することが第一。そのためには、新郎新婦が安心して依頼できるような接客スキルやコミュニケーション力、そして信頼関係を築くことが大切です。

2リハーサルで新婦とイメージを共有

自分の中でつくりあげたイメージを、リハーサルで実行します。そこで新婦のイメージや感想を聞き、結婚式当日にむけてより完成度の高いヘアメイクを目指します。

3形に残る「写真」だからこそ、最高の美しさを

一般的には、結婚式の前に写真撮影を行うことが多いため、そこでもヘアメイクを担当します。
通常、撮影は写真スタジオで行うため、結婚式本番とは明るさや照明の当たり方も異なります。写真に映えるメイク、スタジオの明るさにあわせたメイクなど、ここでもプロとしてのスキルとテクニックが問われます。
ウェディング写真は、一生の思い出として形に残るもの。ここでも、新婦を美しく引き立て、最高の思い出づくりをお手伝いします。

4結婚式当日。花嫁の「笑顔」と「美しさ」を引き立てます

いよいよ結婚式当日。開始前にヘアアレンジとメイクを施すことはもちろん、お色直しの際の手直しや、終了後はメイクオフ、また2次会のための手直しを行うこともあります。
式当日は、ヘアメイクはもちろんですが、新郎新婦の緊張を和らげ、安らかな気持ちで式に臨めるよう心配りをすることも、ブライダルヘアメイクアーティストの大切な役割。花嫁の最高の笑顔を引き出し、一番キレイな姿で特別なシーンに送り出すことが腕の見せどころです。

★スキルの幅を広げてトータルコーディネート!

ヘアアレンジ、メイクだけでなく、ドレスや和装の着付け、コーディネートなどのスキルがあれば、ドレス選びやフィッティング、お色直しなどもサポートすることができ、仕事も幅も広がります。
他にもネイルやエステ、フラワーアレンジといったスキルを身につけておくと、挙式前のブライダルエステから携わることができたり、ブーケのデザインなども提案できたり、自分が手がけられる分野が広がるため、当日の感動もより大きなものになるでしょう。
また、近年はレストランウェディングなどカジュアルな形式も多く、そういった場所では、ヘアメイクからドレスの着付け、アテンドまでを一人が担当することも多いようです。ウェディングスタイルの多様化にあわせて、ブライダルヘアメイクアーティストに求められることも広くなっている今、ヘアメイク以外のスキルを身につけておくことは、今後ますます必要になっていくといえます。