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ファッションアドバイザーへの道のり

接客やコーディネート技術を学んでプロの現場へ。
ブランドプロデュースなど様々なキャリアアップの道も!

ファッションアドバイザーになるために、特に決まったルートや必須資格はありませんが、現場では、コーディネートセンスやファッションに関する知識、高い接客技術が求められます。
一流のファッションアドバイザーを目指すなら、専門学校や短期大学等で専門知識やコーディネート技術を学び、スキルを身に付けた上で就職活動に臨む方が、より確実だといえるでしょう。
また、専門学校では、コーディネートや接客技術だけでなく、ヘアスタイリングやメイクアップ、ネイルアートや着付けなど、「プラスアルファ」の幅広い分野を学ぶことができ、資格取得や就職のバックアップもあるため、スキルアップや就職に関してもより近道だといえます。

たくさんの経験を積んでプロのアドバイザーへ!

ファッションアドバイザーとして、レベルの高い接客技術やコーディネートセンスを身につけるには、何より、多くの現場経験、接客経験を積むことが一番。初めは、お客様とうまく会話ができなかったり、思うように動けないこともありますが、たくさんのお客様と接しながらスキルを磨き、徐々に、売上に貢献できるアドバイザーへと成長していきます。
就職先の規模や方針にもよりますが、入社して3~5年たつと、チーフやマネージャー、または店長候補など、キャリアアップの道も見えてきます。
ただし、上位職として店頭に立つには、接客技術だけでなく、スタッフのマネジメントや販売戦略、商品管理や予算管理のノウハウなど、より経営的な知識やスキル、「お店全体」を見渡す視野の広さが求められます。自分の描くキャリアプランやアドバイザーとしての姿をイメージしながら、プロとしての腕を磨いていきましょう。

独立開業、さらなるキャリアアップの道も!

マネージャーや店長として、お店全体を動かすノウハウを身につけると、「プレス」や「バイヤー」「マーチャンダイザー」といった専門職へのキャリアアップ、または「独立・開業」など、さらに新しい道も拓くことができます。
流通や経営の知識を身につけて自分のお店を開くこともできますし、商品企画や販売戦略など、より上流の仕事に興味があるなら「マーチャンダイザー」という道もあります。
キャリアステージの幅や職種は、就職先やブランドによっても異なりますので、事前に企業の方針や環境を知っておくこと、また、自分がどういった道を歩みたいのかをイメージした上で、就職先を選ぶことも大切です。

ファッションアドバイザーまでの道のり