ナリカタ｜ファッションアドバイザー編

仕事を知る

就職先・活躍フィールド

アパレルショップや百貨店の他、経験を積んで独立の道も。キャリアプランをイメージして就職先を探すこともポイント！

ファッションアドバイザーの主な就職先: ・アパレルメーカー　・ブランドショップ　・百貨店　・独立開業　など

ブファッションアドバイザー　職業データ

就業時間	169時間／月　※就業場所によって異なる
平均給与	16〜18万円／月（専門学校・短期大学卒の平均初任給）
平均年齢	36.6歳

※給与は就業場所や勤続年数、スキルによって異なります。
経験がものを言う職業ですので、時間と実践を重ねて昇給、ステップアップを目指します
※引用：平成21年度　厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より

将来像をイメージして就職先を選ぶこともポイント！

ファッションアドバイザーとしての就職先は、アパレルメーカーをはじめ、ブランドショップや百貨店、デパートなど様々な場所があります。
どこに就職するにしても、接客やコーディネートのご提案、品出しといったメインの業務は変わりませんが、所属する企業や働く店舗によって、お客様の年齢層や商品の価格帯、また扱う商品の内容は大きく変わってきます。
「フォーマルライン専門のショップ」「子ども服ブランド」など、ジャンルが絞られた所ではより専門的な知識も必要になりますし、一般的に高級ファションブランドと呼ばれる所では、よりハイレベルな接客スキルや深い知識が求められます。

また、勤務環境やキャリアステージに関しても、所属する企業によって大きく変わってきます。一人ひとりのノルマが設定されている企業もありますし、規模が大きなアパレルメーカーでは、店長の上に、さらにエリアマネージャーやスーパーバイザーといったキャリアステージがあったり、プレスやマーチャンダイザーといった専門職も存在します。
そのため、自分がどんな環境で仕事をしたいか、また、将来のキャリアプランなどもしっかり考えた上で就職先を選ぶこともポイントだといえます。

アパレル業界ならではの「繁忙期」

一般的に、アパレルショップは定休日がなく、365日ほぼ稼働している所が多いため、勤務はシフト制の所がほとんど。
時間帯は、朝10～11時から、夜は19～20時までというのが一般的ですが、モールや百貨店などに入っている店舗の場合は、その営業時間と連動することになります。
そして、アパレル業界の場合、繁忙期といえば「セール」期間。
お客様の数も多く、一日中慌ただしくなりますが、たくさんの商品が売れる期間でもあるため、一番の頑張り時でもあります。また、年末年始やゴールデンウィークはほとんどのショップがセールを行っており、お客様が特に集中する時期でもあるため、ファッションアドバイザーにとって、大型連休こそ一年のうち最も忙しい時期だといえます。

給与面に関しては、専門学校、短期大学卒業で初任給16～18万円前後というのが一般的。平均的な給与水準だといえますが、現場経験を積み、お店の売上に貢献できるようになると、キャリアアップや収入アップも見込めるため、やりがいを感じながら成長することができます。さらに、企業によっては売上によって手当がつくところもあり、自分の頑張りや成長がカタチになりやすい業界ともいえるでしょう。