CDの企画から発売までを担うプロデューサーの仕事
ここでは、CD発売までの大きな流れを紹介します。プロデューサーの仕事は、この大きな流れの道すじを自分の得意分野を活かしてアーティストに示す役割を担っています。 まずCDの企画を立て、レコード会社、プロダクション、音楽出版社などによる企画会議を行います。担当するアーティストが決まっている場合は、アーティストの曲をいかに世の中に求められるものにするか考えます。決まっていない場合は、オーディションを開催することもあります。洋楽に関しては、すでに出来上がっているアーティストのパッケージを日本向けにアレンジして売り出します。 制作に関しては、作詞、作曲者やミュージシャン、制作エンジニア、音楽ディレクターと相談しながら音楽を作り上げていきます。CDの制作と平行して、アーティストをどうプロモーションするかの方向性や活動の方向づけをし、コンサートやイベント、テレビやラジオ出演のスケジュールを調整します。また、発売するCDの告知ポスターやプロモーションビデオの制作依頼なども行います。そして、スタッフやアーティストへ支払う経費の管理やCDの売り上げの計算などの経理関係も担当する場合もあります。これらの過程の中で、自分のスキルを生かせる分野をプロデュースします。
CD発売の流れ
企画
制作
プロモーション(レコーディングと平行)
販売