活動の場は、レコード会社や芸能プロダクション、音楽出版社やレコーディング会社など数多くあります。手がけるアーティストは会社によって異なりますが、国内アーティストはもちろん海外アーティストと一緒に仕事をすることもあります。
デジタル化の波に乗って、レコード会社やベンチャー企業が次々とデジタル音楽配信会社を設立し、音楽業界には新しい職場が生まれています。デジタルコンテンツは、音楽をCDで手に入れるよりも、配信スピードが格段に早く、1曲から手に入れることもできます。アーティスとともに曲を生み出す、音楽プロデューサーの活躍の場は、今後ますます拡大していくと言えるでしょう。

勤務時間と収入

時間や収入は、担当するアーティストや仕事の内容により異なります。
勤務時間はレコーディング時間の95％ぐらい。アーティストにより大幅に異なりますが、丸一ヶ月間レコーディングを行うこともあります。収入に関しては曲単位や時間単位、制作費すべてを請け負うこともあります。アーティストにより異なるので金額に決まりはありませんが、1曲10,000円～30,000円、CDの制作費50～500万円から経費（スタジオ代や制作スタッフ代など）をのぞいた金額が相場です。

音楽プロデューサー　職業データ

• A社（レコード会社／東京）

  雇用形態	正社員
  業務内容	音楽制作
  給与	基本給／200,000円
  諸手当	交通費
  勤務時間	11：00～19：45

• B社（レコード会社／東京）

  雇用形態	正社員
  業務内容	映画・アニメーション制作および版権の企画スタッフ、制作宣伝スタッフ
  給与	基本給／150,000円～200,000円
  賞与	年2回
  諸手当	交通費
  保険	健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険