映像制作の仕事には聞き慣れない言葉がたくさんあります。このサイトで使われている言葉や映像カメラマンに関する言葉を中心にいくつか紹介します。
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- ロケハン
- ロケーションハンティングの略で、屋外での撮影のために事前に行なわれる下見のことです。
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- バミリ
- 出演者の立ち位置やセットを置く位置に目印をつけることを「場見る」と言い、付けられた目印を「バミリ」と呼びます。
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- ピン
- ピントのことを略して「ピン」と呼びます。被写体の後ろにピントが合っている状態を「後ピン」、手前なら「前ピン」と言います。
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- あおる
- カメラを上に向けて撮影することを「あおる」と言います。高い位置から見下ろすような撮影は「俯瞰(ふかん)」と言います。
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- 長回し
- 1カットを長い時間カメラで撮影し続けること。出演者もスタッフも失敗しづらい、緊張感の高い撮影手法です。
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- 移動車
- 移動しながら撮影するための装置で、レール式やタイヤ式の台の上にカメラを固定して動かしながら撮影します。
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- うるさい
- 被写体以外のよけいなものが映り込んだ状態や、ごちゃごちゃとした映像を指すときに使われます。
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- テイク
- 一回分のカット撮影のこと。役者の失敗や監督が納得しない映像は撮影し直しとなり「テイク2」「テイク3」と増えていきます。
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- リテイク
- テイクをやり直すことで、撮影現場で「リテイク」の指示はスタッフの間に緊張が走る瞬間になります。
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- 撤収
- 撮影が終了し機材を片付けて引き上げること。スタジオや撮影場所は元の状態に戻します。