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精神保健福祉士への道のり

注目度上昇中の将来性のある国家資格
社会福祉士資格と合わせて受験する人も

精神保健福祉士になるには、精神保健福祉士国家試験に合格しなければなりません。国家試験の受験資格を得るためには、国が認定する養成施設の4年制専門学校や大学を修了する必要があります。3年制専門学校や短期大学などで指定科目を履修する場合は、卒業後に実務1~2年を経験し、養成施設での修行を経て受験資格を得ることができます。
また、一般の大学や専門学校などの場合は、卒業後に養成施設で1年以上、指定カリキュラムを履修することが必須となります。

精神保健福祉士国家試験の受験者数は近年7000人を超え、合格率は60%〜63%。かなり幅広い専門知識が必要とされますが、養成施設でしっかりと学んでおけば、合格への道は遠くありません。養成施設によっては社会福祉士の専攻コースを併設しており、2つの国家試験にチャレンジする人も多いようです。

試験に合格して、精神保健福祉士の資格を取得した人は、就職先の選択肢がぐっと広がります。将来性の高い資格なので、転職の際にも役に立つでしょう。もちろん就職後も勉強は継続しなければなりません。それと同時に現場で実践を積みながら、キャリアアップを目指していきましょう。

精神保健福祉士までの道のり