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仕事を知る

就職先・活躍フィールド

確かな技術、豊富な経験がものを言う仕事!経験を積んでキャリアアップ、収入アップを目指します

ヘアスタイリストの主な就職先
  • ・美容室(サロン) ・独立開業
  • ・理容、美容養成施設の講師、教員 など
職業データ
  • 平均給与:15~18万円前後/月(初任給)

※給与は就業場所やスキルによっても異なります。
経験や実績がものを言う職業ですので、キャリアを積んで収入アップ、ステップアップを目指します。

アシスタントを経て一人前のスタイリストへ

美容師養成施設を卒業すると、アシスタントとして美容室(サロン)へ就職。入社して2~3年、人気店だと4~5年は、アシスタントとしての下積みになります。アシスタント時期は、はさみを持たせてもらえることはまずないと言えます。
サロンの規模や教育方針にもよりますが、最初はシャンプーだけ、掃除だけ、というサロンもあります。その中で仕事の流れを覚えたり、先輩スタイリストの接客や技術をしっかり見て学びます。
現場に慣れてくると、先輩スタイリストの補助役としてカラーリングやパーマのサポートを行い、より実践的な位置で技術を学び、その後、スタイリストとしてお客様の前に立つことになります。
アシスタントの期間はサロンによっても異なるため、自分が働きたい場所や目標、キャリアプランにあわせて就職先を選ぶのがよいでしょう。

長時間勤務に対応できる自己管理を。

勤務時間や休日はサロンの営業と連動するため、勤務先によって異なりますが、朝は9~10時から、夜は21時頃までというのが一般的です。ただ、近年では夜遅くまで営業している店も多く、また閉店後もミーティングがあったり、アシスタント時代はその後カットの練習をすることもあるため、帰りは遅い時間になることが多いようです。
朝から夜遅くまで、1日中立ちっぱなしになることも多いため、体調管理や自己管理をしっかり行うことも、プロのスタイリストになるためにとても大切なことだと言えます。

経験を積んでステップアップ、収入アップ!

初任給は15万円前後と、決して高くはありませんが、経験を積み、スタイリスト、トップスタイリストとステップアップするごとに収入アップも見込めるため、やりがいを感じながら成長することができます。
サロンによっても給与形態は異なりますが、一人前のスタイリストになり指名されるようになると、担当したお客様の人数、または指名の数によって金額が変わるというサロンも多いようです。
また、独立開業ができる職業であるため、一人前のスタイリストになるまで経験を積み、将来的には独立して自分のお店を持つこともできます。「将来はサロンのオーナーになる」「自分のお店をもつ」という目標を持って頑張っているヘアスタイリストも多く、それで大成功しているのが"カリスマ美容師"と呼ばれるヘアスタイリストです。