こどもたちに慕われる人柄と柔軟性に加え、
自分の「得意なこと」を持った人が求められています
こどもたちの心身の豊かな成長をサポートする保育士は、明るく活発な人柄が求められています。また、きちんと挨拶をする、マナーやルールを守るなど、一般的なことがではありますが、「こどもたちのお手本になっている」という意識を持ち、実行できることも大切です。
さらに、こどもたちが大勢集まると突発的にアクシデントが発生することもあるので、そうした事態に柔軟に対応し、問題を解決できる力や、こどもたちを預かっているという責任感なども保育士には求められています。
近年、育児・教育サービスの多様化により、保育士としての知識や技術に加え、保育士一人ひとりのプラスアルファの能力が問われるようになっています。例えば、絵を描くことが得意、歌やピアノが得意、スポーツをやっていたなど、「これなら任せてください!」と言える特技を持っていることも大切です。在学中に保育士としての勉強だけでなく、自分の特技を見つけても磨いておくと良いでしょう。
こどもたちに色々なことを教える保育士には、高いコミュニケーション能力が求められます。また、こどもたちの身の回りの世話をしながら、早朝出勤や遅番などのシフトをこなす体力も必要です。その他に、お絵かきやお遊戯を楽しく盛り上げるセンスや、病児に対応できる基礎的な医療知識も身につけておくとよいでしょう。