食べることが大好きが、大切な資質。完成のない料理の世界、持続力と好奇心を持ちましょう。
調理師(シェフ)を目指すのであれば、食べることが好きであることはもちろん、その美味しい料理を人に食べてほしいという気持ちをもち、どうしたらもっと美味しくなるのか、喜んでもらえるのかを考えたり、美しい盛りつけや新しいメニューなど、研究や創造が好きな人が向いている仕事です。
また、調理師は想像以上に重労働。重い鍋や材料を運んだり、たくさんの洗いものをしたりと、体力が要求されます。仕事を始めてから数年間は、洗い場や下ごしらえなど担当する期間が続きます。ホテルでは、スーシェフになるまでに20年、料理長になるのには30年かかることもある業界。大切なのは、継続する力。調理師の仕事をしっかりと理解し、目的を持って働くことが大切です。