なりたい仕事のことを知る ナリカタ

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これからの日本になくてはならない仕事!患者さまの反応が自分自身の励みになります

加登 恵さん歯科技工士(兵庫県 米澤歯科医院 勤務)

  • インタビュー内容・勤務先等は取材当時の情報となります

女性ならではの細やかさが活かせる仕事です

兵庫県の歯科医院で、歯科技工士として働いています。
インプラントの土台や審美用の仮歯など、院内でできるものをつくるほか、補綴物を発注するために院外の技工所とやりとりを行うことも大切な仕事です。 技工所と違う所は、歯科医院の中にいるため、実際に患者さまの顔を見ながら仕事ができること。患者さまご自身に、感触や「どこがどのように気に入らないか」などを確認しながらつくる事ができるので、ミスマッチも防ぐことができますし、やりがいがあります。
「これ本当に仮歯?」っていわれたときは、とても嬉しかったですね。歯科技工士は、女性ならではの細やかさが活かせる仕事でもあると思います。将来結婚しても自分のペースで働けるので、これからも、頑張りたいですね。

自分がやりたい仕事をじっくり考え、「好き」を仕事に!

進路を考えていた高校3年生の頃、いろんな学校のオープンキャンパスに参加しましたが、東洋医療専門学校のオープンキャンパスには何度も参加しました。その中で、3年制の教育と学校の楽しそうな雰囲気に惹かれて入学を決めたんですが、実際、学校行事も多くて3年間が本当に楽しかった。
また、授業が少人数制だったため、アットホームな雰囲気で先生に何でも相談できるのが良かったですね。現在の職場では、複雑な補綴治療を成功させるために幅広い知識が必要になりますが、在学中に幅広いスキルを身につけられたことが、今の仕事でとても役に立っています。

これからの日本の高齢社会を考えると、歯科技工士の仕事は無くてはならない仕事です。 手先を使う細かな作業が多いので、モノづくりが好きな人にとっては、とても向いている仕事だと思います。それに、国家資格や専門性の高い技術は一生もの。結婚してからも続けることができるので、女性にとっても働きやすい仕事だと思います。
みなさんも、自分がやりたいことをじっくり考えて、自分に合っている仕事を見つけてください。