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歯科技工士への道のり

幅広い専門知識と技術が求められる仕事。
養成施設で学び、国家資格にチャレンジ!

歯科技工士になるには、まず国が認定する養成施設を修了した上で、歯科技工士の国家試験に合格することが必要です。その後、自分が住む地域の保健所に免許申請を行うことで歯科技工士として登録され、そこで初めて歯科技工士として働くことができるようになります。

養成施設での必要過程を修了しないと、国家試験の受験資格も得られませんので、まずは養成施設でしっかりと知識・技術を身につけることが第一です。
現在養成施設には、4年制の大学と、3年制の専門学校、2年制の専門学校と短大があり、歯や口腔に関する解剖学から、歯科医療で使われるさまざまな機械・器具の性質や操作方法、クラウンやブリッジ、歯列矯正といった歯科技工技術まで、歯と歯科技工に関する幅広い知識、技術を学びます。

国家試験の合格率は90%前後で、しっかり勉強しておけば難しいレベルではありませんが、歯科技工士は何より経験と確かな腕が求められる仕事。一人前になるには5年以上の実務経験が必要と言われています。人の「体の一部」を扱う仕事、そして医療の一端を担う専門職としての自覚をもち、卒業後、資格取得後も日々勉強、鍛錬を重ねることが大切です。

歯科技工士までの道のり