仕事を知る
臨床検査技師の仕事
医療現場を支える縁の下の力持ち。
科学的冷静さと生命への畏敬の年をもって臨む仕事
多岐にわたる臨床検査技師のフィールド
臨床検査技師は、医師や歯科医師の指示により、微生物学的検査・血清学的検査・血液学的検査・病理学的検査・医動物学的検査・生化学的検査・生理学的検査（法令で定めるもの）を行うことができます。
生理学的検査（心電図検査・心音図検査・脈派検査・超音波検査・脳波検査など）は、従来は看護師の業務独占資格業務でしたが、現在では臨床検査技師にも開放されています。
また、病理学的検査の一部として死亡した患者さまの病因解明を目的とした病理解剖の助手を務めることもあります。
このように、臨床検査技師の業務は多岐にわたります。
細分化・深化する臨床検査技師の業務
臨床検査技師は、病院や、不妊治療、睡眠時無呼吸症候群等の専門クリニックのほか、検査センターや健康診断実施機関など様々な場所で採用ニーズがありますが、活躍フィールドが広いということは、逆から言えば、より狭い範囲でも特化したスペシャリストが必要とされ、実際にそのような方々がたくさん活躍されているということになります。
「生理機能検査を担当する超音波検査士認定資格」や「病理検査の領域を担う細胞検査士認定資格」など、より細分化された領域でより高度な資格（知識・技術）を持つ人材ほど、医療機関では必要とされていることにほかなりません。
国家試験合格は「臨床検査技師としてのスタ―トライン」ということを忘れず、就職後も常に新しい知識や技術を学び、スキルを磨く向上心を大切にしましょう。
「ナリカタ」では、この他にも様々な職業を
多数ご紹介しています。
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