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視能訓練士への道のり

高い専門性が求められる国家資格
養成施設で広い知識と専門技術を習得します

能訓練士は国家資格ですので、国家試験に合格しなければなりません。
そして、国家試験の受験資格を得るには養成施設などで指定の科目を履修することが必要です。
受験資格を得るためのルートはいくつかありますが、一般的なのは、高校を卒業後、国が指定する視能訓練士の養成施設で3年以上学び、必要知識や技能を習得するという方法です。
この他、大学や短期大学、看護学校や保育士養成施設で指定科目を履修した後、視能訓練士の養成施設で1〜2年学ぶ、というルートもありますが、指定科目として定められている規定は細かく(※1)、視能訓練士の課程を1年でクリアするという難しさもあるようです。

養成施設では、視能訓練士として必要な医学的知識や視機能に関する専門知識を学び、病院や施設での臨床実習を通して、治療や補助の経験、また幼児や高齢者など様々な患者さんに対する接し方なども学びます。
国家試験に合格すると免許を与えられますが、医学は日々進歩しており、学会や協会からも新しい研究が発表されています。高い専門性が求められる職業だからこそ、資格を取得した後も、常に学び成長し続ける姿勢が必要です。

視能訓練士までの道のり