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資格・試験情報

幅広い専門知識と介護テクニックを
「総合的」に修得して資格にチャレンジ!

介護福祉士国家試験は、「社会福祉振興・試験センター」が実施しています。年1回、第1次試験(筆記)が1月下旬に全国24か所で、第2次試験(実技)が3月上旬に全国12か所で開催されます。新カリキュラムの導入で2012年から試験科目も改定され、筆記試験では「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」という3領域において、全11科目から出題。実技試験では、移乗動作や衣服の着脱、環境整備など、介護に関する専門技能が試されます。

養成施設での実習で実技試験に備えて

合格率は50%前後ですが、養成施設でしっかりと試験対策をしておけば、合格できる確率は高くなります。筆記試験は幅広い知識が求められますので、効率よく勉強することが大切。また、実技試験はシミュレーション問題で、設定された要介護の状況に対して、対処法の正否と介護技術を細かく採点されます。即戦力となるレベルを求められますので、実習や学外ワークで満遍なくスキルを修得し、落ち着いて試験に臨みましょう。

介護福祉士 国家試験の概要

試験開催時期 年1回 筆記試験:1月下旬頃/実技試験:3月上旬頃
試験開催場所

全国32か所(筆記) 12か所(実技)

受験資格

以下のいずれかに該当すること

  • 1.3年以上介護等の業務に従事した方
  • 2.福祉系高等学校又は中等教育学校において指定科目を修めて卒業した方
  • 3.福祉系高等学校又は中等教育学校の専攻科において指定科目を修めて卒業した方
  • 4.文部科学大臣又は厚生労働大臣の指定した特例高等学校において指定科目を修めて卒業後、介護等の実務経験が9か月以上ある方
  • 5.介護福祉士養成施設を卒業した方

(※(5)は2012年度より適用が決定したが、2015年度まで見送り検討中)

試験方法試験科目

<筆記試験>

【領域:人間と社会】
・人間の尊厳と自立
・ 人間関係とコミュニケーション
・社会の理解
【領域:介護】
・介護の基本
・コミュニケーション技術
・生活支援技術
・介護過程
【領域:こころとからだのしくみ】
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ

<実技試験>

1. 介護等に関する専門技能

受験料

10,650円

申し込み方法

願書および必要書類を社会福祉振興・試験センターへ送付

試験に関する照会先

社会福祉振興・試験センター