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仕事を知る

パティシエの仕事

緻密に同じ作業を繰り返す日々のお菓子づくりと、イメージを形にしていくオリジナル商品づくりが仕事

洋菓子を作るというパティシエの仕事は、パーツごとを各担当に分けて分業しているところもあれば、工程のすべてを一人で行っている場合もあります。各店舗やオーナーの考え方、規模などにより異なります。また、日々の製造のほか、新商品の企画も大切な仕事。イメージを絵に描き、ルセットを研究し、試作を繰り返してオリジナル商品が作られます。
そして、お菓子作りの命はレシピ。レシピにそって正確に計量を行い、作業のタイミングを見極め、緻密に同じ作業を繰り返す忍耐力が必要な仕事です。

パティシエの仕事内容

洋菓子の製造

洋菓子は、その種類によっても作業内容が異なります。

練り粉菓子
生菓子(スポンジにクリームを塗ったりサンドしたケーキ、ババロア、ムースなど)
洋生菓子(型に入れて焼きあげるフルーツケーキやマドレーヌなど)
焼き菓子(クッキー、ビスケットなど)
チョコレート製品
砂糖菓子 (ボンボンなど)
氷菓(アイスクリームなど)
新商品の企画・試作
販売・接客
経営・宣伝・営業(オーナーパティシェ)

生菓子、半生菓子の製造の工程

1.土台となるスポンジやタルトなどの生地作り
2.生地焼き上げ

「焼く」担当は、様々な菓子をひたすら焼き上げます

3.フィリング(つめもの)やクリームやソースなどの作製
4. デコレーション、仕上げ

作業にはスピードと技術が要求されるため、ベテランパティシェが担当します

5.商品チェック

形やデコレーションを確認します
※生菓子は基本的に午前に仕上げて、その日のうちに売り切るようにします。