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専門用語集

臨床工学技士に関する専門用語

  • ME
    医用工学(medical electronics)の略語、また臨床工学技士(Medical Engineer)の略語。臨床工学技士は、CE(Clinical engineer)と略されることもある
  • 救命医療【きゅうめいいりょう】
    緊急の疾患・外傷・中毒等に対して診断ならびに治療を行うこと。生体情報(バイタルサイン)を確認して、心肺停止などの重症例では蘇生処置も加える
  • クリニック
    診療所や個人病院や各専門分野の病院全般を表すなど、医療全般の分野をあらわす非常に幅広い意味を持つ言葉。
    医療法により、病床数の違いで「病院」(20床以上)と「診療所」(19床以下)は区分されいるが、「診療所」の許可・届出上の名称として「医院」や「クリニック」が用いられることも多い
  • コメディカル
    医師や歯科医師の指示の下に業務を行う医療従事者。コメディカルスタッフとも呼ばれる。コ・メディカルとも表記。
    コメディカルは和製英語であり、英語圏ではparamedicまたはparamedical staffと呼ばれる
  • 除細動器【じょさいどうき】
    心室細動や心室頻拍等の不整脈に対して、電気的な刺激を与えることで「除細動」や「同期性通電」を行う医療機器。一般市民でも使用できる「自動体外除細動器」はAEDと呼ばれ、駅や学校、公共施設等の人が多く集まるところに設置されている
  • シリンジポンプ
    点滴静脈注射の際に利便性と安全性を高めるために使用される医療機器。輸液ポンプより少量で、より正確な輸注を必要とする際に使用される
  • 人工呼吸器【じんこうこきゅうき】
    成人病対策、伝染病予防、老人保健、母子保健、学校保健、環境衛生などを含む概念。集団の健康の分析に基づく地域全体の健康への脅威を扱う
  • 人工心肺装置【じんこうしんぱいそうち】
    心臓手術等において一時的に心臓と肺の機能、すなわち循環機能と酸素加機能を代行する装置
  • 人工透析【じんこうとうせき】
    腎不全に陥った患者さまが尿毒症になるのを防止するため、外的な手段で血液の「老廃物除去」「電解質是正」「水分量調節」を行うもの。 「人工腎」「血液浄化」と呼ばれることもある
  • 超音波検査士【ちょうおんぱけんさし】
    臨床工学技士として、臨床経験を有し超音波認定医の推薦を受けた上で筆記試験合格者に日本超音波医学会が認定する。対象臓器ごとにより、さらに細分化されている
  • 総合病院【そうごうびょういん】
    医療法に定義されていた病院の一部の区分だったが平成9年の医療法改正により廃止され、現在では概念的な呼び方。
    改正前の医療法では、病床数が100以上で、少なくとも内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科の5診療科を持ち、化学・細胞・病理の検査施設、病理解剖室、研究室、講義室、図書室、その他省令で決める施設を備えていて、都道府県知事の認可を受けたものを指した。医療法改正後は「地域医療支援病院」が総合病院に相当するものとされている
  • ダイアライザー
    半透膜などからなる透析装置(医療機器)。腎不全などで腎臓機能が低下している場合に、血液中の老廃物や過剰水分の除去能を補うためにダイアライザーを用いる
  • チーム医療【ちーむいりょう】
    医療環境のモデルのひとつ。従来は医師が中心となって医療業務を形成していたものを、医者・看護師・薬剤師・臨床検査技師・臨床工学技士などの医療従事者がお互い対等に連携することで患者中心の医療を実現しようというもの
  • 透析技術認定士【とうせきぎじゅつにんていし】
    透析療法合同専門委員会が認定する透析治療の専門技術者。臨床工学技士では2年以上の実地経験で講習受講資格(受験資格)が与えられる。透析療法は臨床工学技士が一番多く従事する領域となっている
  • ペースメーカー
    一般的に心臓に対する電気刺激発生装置のこと。心筋に人工的な刺激を与えることで必要な心収縮を発生させるもの。永続的な使用を前提とした体内植込み式のものと、一時的な使用を前提とした体外式のものがある
  • 輸液ポンプ【ゆえきぽんぷ】
    点滴静脈注射の際に、利便性と安全性を高めるために使用される医療機器
  • 臨床検査技師【りんしょうけんさぎし】
    国家資格の一つ。医師の監督指導のもと、微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査および政令で定める生理学的検査(採血、心電図検査、脳波検査等)などの各種検査を行う専門技術者
  • 臨床工学技士法【りんしょうこうがくぎしほう】
    昭和63年4月1日に施行された臨床工学技士の職務・資格などに関して規定している法律
  • レーシック手術【れーしっくしゅじゅつ】
    角膜屈折矯正手術の一種。目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する。
    痛みをほとんど伴わず視力回復が早いという特徴があると言われるが、現時点では手法が十分に確立されたものとは言えず、患者側のリスクも指摘されている