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臨床工学技士への道のり

進化する医療のなか、チーム医療を支える中心的存在!
専門機関で学び、国家試験をクリアしてプロの現場へ

臨床工学技士になるには、臨床工学技士養成のための専門教育課程を修了し、臨床工学技士国家試験に合格しなければなりません。専門学校、短期大学・大学に養成課程が設置されていますが、学校で学んだ知識がそのまま生かせるような簡単な職務ではなく、やはり職場それぞれで実務的な経験が必要になります。その意味で専門学校における実習授業は相対的に充実しており、将来の道を臨床工学技士に絞って考えているのであれば、より近道であると言えるかもしれません。

資格取得後は、半数の有資格者が人工透析専門クリニックへ、半数が、総合病院やその他の病院・クリニックへの就職となります。 就業後は、ME技術実力検定試験(第1種)や、臨床経験を前提とした上級資格に当たる認定資格を目指せます。 平成20年度の診療報酬改定で、臨床工学技士による医療機器の安全管理に対する保険点数の算定が改定され、臨床工学技士を配置する医療機関に対して高い評価が与えられるようになりました。医療における臨床工学技士の存在が、より一層認められてきたということです。

臨床工学技士までの道のり