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就職先・活躍フィールド

医学・工学「交差領域」の専門家として
病院、人工透析クリニックなど様々な現場で需要多数!

臨床工学技士の主な就職先
  • ・病院 ・人工透析クリニック ・厚生労働省の機関 ・医療機器メーカー など

臨床工学技士 職業データ

就業時間 170時間/月 ※就業場所によって異なる
平均給与 18~25万円/月(専門学校卒業の平均初任給)
平均年収 493.8万円
(平成20年度厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)
臨床工学技士
有資格者数
約30,000人(2010年現在)
就業者の男女比 (男性)3:(女性)1

※就職先の診療所・病院等の規模や環境によって、収入・就業条件は大きく変動します

現場で求められている臨床工学技士

以前は、手術で医療機器が必要な場合にはその機器のメーカーのスタッフが操作に当たることも多かったようです。これはもちろん法定の資格がなかった当時のことであり、1987年に臨床工学技士法が施工されたことにより、医療機器の操作には有資格者のみが当たることになりました。
しかし、まだ職種としての認知度が高くないこともあり、医療現場には十分な臨床工学技士が存在していないのが実情です。医薬の分野の中では飛躍的に求人が伸びている職種であり、求人倍率は高い水準を示しています。

就職先で大きく変わる待遇、初任給30万円超も!

臨床工学技士の活躍場所は、人工透析クリニックが50%、その他病院・医院が50%と言われています。
公立の病院であれば公務員となりますのでこれは公務員としての給与体系となりますし、一般の病院では他のコメディカルスタッフと同等の給与水準となります。
民間の人工透析クリニックや、近年増加しているレーシック手術(角膜屈折矯正手術の一種)専門クリニック等では、経営者である院長が給与決定権を有している場合が多く、臨床工学技士の仕事に対する認識が高いところでは初任給から30万円を越える場合もあるようです。